“下腹ぽっこり”をスッキリ!筋力アップに「アルファベット腹筋」
“下腹ぽっこり”に悩んでいませんか? 腹筋運動をしても効果がない…という人も多いはず。下腹がぽっこりする3つの原因すべてに効果的で、脚で文字を書くだけの「アルファベット腹筋」で凹ませましょう。
「アルファベット腹筋」で“下腹ぽっこり”の原因を3つ同時に改善!
下腹が出る原因は1つではありません。筋力不足、骨格のゆがみ、余分な脂肪……原因は人それぞれ。生活環境や年齢によっても変化します。そこで登場するのは整体家の宮腰圭さん。3つの原因を同時に改善する「アルファベット腹筋」で、確実に下腹をヘコませます。
「これを行うと、お腹の表層をガードする腹直筋が鍛えられます。代謝が向上して脂肪が落ち、骨盤矯正・姿勢改善にもつながります」
やり方は、あお向けに寝て脚を上げ、つま先でアルファベットを「A」から「Z」まで宙に書くだけ。
「キツい時は、脚を高く上げると楽になります。そうして筋肉をサボらせながらでも、長時間・長期間続ける方が効きます」
【筋力不足】
お腹の筋力が衰えると、支えられていた内臓が下垂し、下腹が出てしまう。
【骨格のゆがみ】
骨盤がゆがんで前傾・後傾すると、腹部が前に押されて下腹ぽっこりに。
【余分な脂肪】
基礎代謝が落ちると皮下脂肪が溜まり、下腹に余分なお肉が……。
下腹にしっかり効く!「アルファベット腹筋」のやり方
【スタンバイ】
仰向けに寝て、ひざを立てる。両手は手のひらを下にしてお尻の真下へ。首は起こさず後頭部を床につける。
床に寝て、足のつま先でアルファベットを書く
ひざをそろえたまま脚を持ち上げて、つま先で宙にアルファベット「A」から「Z」までを書く。足首の力は抜き、呼吸は止めないようにして1日1セット行う。アルファベットに飽きたら、ひらがなで「あ」から「ん」まで書いてもOK。
手はお尻の真下に
手は必ずお尻の真下へ入れて。上すぎたり下すぎたりすると、腰痛になることもあるので注意して。
キツい場合は脚を高く上げてOK
キツくて、「Z」まで続けられない時は、脚を高くあげると楽に。そのことで多少、筋肉がサボっても、「A」から「Z」までやりきれるキツさで行うことが大切です。無理なく続けられる、自分にちょうど良いキツさを探してくださいね。
動画でCheck! アルファベット腹筋のやり方
撮影/神尾典行 モデル/中田 奈沙 イラスト/後藤知江
(からだにいいこと2018年8月号より)