ウォーキングの効果をアップ!歩く前に食べるべきスーパーフードとは?
ウォーキングは「いつでも」「どこでも」行うことができる手軽な運動。せっかくなら、効果を最大限にしたいと思いませんか? そこで、歩く前に摂ると脂肪燃焼効果アップが期待できるスーパーフードと、その食材を使ったレシピをご紹介します。
目次
ウォーキングの効果を引き出すビューティー・スーパーフード
ビューティー・スーパーフードをウォーキングの前に摂ると、歩く効果を最大限にサポートしてくれます! 特に、脂肪燃焼効果が期待できる食材を積極的に取り、定期的に歩くことで体の中からキレイになり、引き締まった体になれるんです。
ビューティー・スーパーフードとは?
1980年代のアメリカ・カナダで食事療法に取り組む医師たちが、栄養・健康成分を多く含む食品を「スーパーフード」と呼び始めたことがはじまり。
その定義はさまざまですが、日本スーパーフード協会は「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価の高い食品であること。あるいは、一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。料理の食材として用途と健康食品としての用途を持ち併せ持つもの」と定義しています。
また、「ビューティー・スーパーフード」というものもあり、これは体の中からキレイになる「インナービューティ」に役に立つスーパーフードです。ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸等が多く含まれ、ダイエット効果はもちろん、美肌効果も期待できます。
代表的なビューティー・スーパーフードはこちら。
・カカオ
・チアシード
・スピルリナ
・アーモンド
・キヌア
・アボガド
・ココナッツ など
ウォーキングの前に摂りたいのが、アーモンドとココナッツオイル
なかでも、アーモンドとココナッツオイルは、ウォーキングや散歩前に取り入れたいビューティー・スーパーフードで、脂肪燃焼効果も! また、抹茶や生姜も代謝アップが期待できる食材です。
アーモンド
アーモンドは、ビタミンEが非常に多く含まれています。ビタミンEは、強力な抗酸化作用や血行促進作用などがあるだけでなく、現在世界中で注目を集める抗糖化作用も。
新陳代謝を高めて体の内外を生まれ変わらせてくれることが期待できます。アーモンドを直接食べるのが難しいときには、アーモンドミルクを飲むのがおすすめです。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、ココヤシの実の胚乳から抽出される油で、飽和脂肪酸を多く含むオイルです。また、飽和脂肪酸の中でも「中鎖脂肪酸」を多く含み、消化吸収がすみやかで分解が早いのが特徴で、内臓脂肪の燃焼や満腹感をもたらすなどの効果が期待されます。
ちなみに、スーパーでよく見る「MTCオイル」と、ココナッツオイルを混同してしまう人がいますが、MTCオイルは中鎖脂肪酸油で人工的に作られたオイルです。
なお、ダイエット効果を期待しすぎて摂りすぎてしまわないようにご注意を。1日約大さじ1が目安の量となります。飽和脂肪酸は、1日の総摂取カロリーの約5%以内に抑えるのがよいとされています。
抹茶
カテキン、β-カロテン、ビタミンCなど複数の強力な抗酸化物質が含まれています。抹茶に含まれるカテキンは、血圧や血糖の上昇を抑えるほか、コレステロールを低下させたり、体脂肪を減少させたりする効果が期待されます。
代謝アップに! ビューティー・スーパーフードを使った簡単レシピ
ウォーキングはある程度継続することで、基礎代謝が上がり、消費カロリーが上がるためダイエット効果が期待できます。
ただ、空腹や水分不足の状態でウォーキングを行うとダイエット効果は期待できず、体調を崩す原因になります。脂肪燃焼にはある程度の糖質が必要ですし、水分不足での運動は熱中症になる危険性があるので注意が必要です。
そこでオススメしたいのが、「ココナッツオイル入りアーモンドミルクバナナスムージー」です。
アーモンドミルクは、体をサビつかせる「活性酸素」から体を守る抗糖化作用があり、ココナッツオイルは脂肪燃焼効果が期待きます。
バナナは、意外とローカロリーで、むくみ改善に効果的なカリウムと食物繊維が豊富。脂肪を燃やす糖質も含まれています。
材料(1人分)
バナナ…半分
アーモンドミルク(無糖)…200ml
ココナッツオイル…小さじ1
あればカカオパウダー、または抹茶…少々(トッピング用)
作り方
1. 全ての材料をミキサーに入れてよく混ぜる。
2. コップに注ぐ。
3. あればトッピングにカカオパウダーまたは抹茶を振りかける。
お好みで、トッピングを抹茶、カカオパウダー、シナモンなどにしてバリエーション楽しむことができます。ココナッツオイルの香りが気になる方は、無臭タイプのココナッツオイルを使用してください。
ウォーキングの脂肪燃焼効果を引き出すには?
ウォーキングを行うと、筋肉量が増えたり、血行がよくなることで基礎代謝が向上します。基礎代謝とは、体が動いていない時に最低限の機能を維持させるために消費される必要最低限のエネルギー消費量のこと。基礎代謝が上がると、ふだんの消費カロリーが上がるので脂肪燃焼効果も高くなります。
また、ウォーキングで血流がよくなると冷え性や肩こり改善の効果のほか、体の老廃物も排出されやすくなるんです。
できる限り毎日継続することで脂肪燃焼効果も期待ができます。今までまったく運動をしたことがない人は、3日に1回程度から始めたり、買い物のついでに遠回りして歩くといったところから始めると続けやすくなります。
背筋は伸ばし、ヒジは軽く曲げてテンポよく、1日約30分程度歩くとダイエット効果が高まるでしょう。
ヘルスコーチとは?
ヘルスコーチとは、アメリカを中心に世界でニーズが高まっている職業です。健康の悩みに対し、食事、住環境、人間関係、キャリアなど、人生に関わる項目全体から答えを導き出して改善します。マラソンの伴走者のように悩みを抱える人と同じ立場に立ってコーチングしていくのが特徴。ダイエットのほか、摂食障害、心身の疲労、人間関係などヘルスコーチによって専門とするジャンルは多岐に渡ります。
https://www.integrativenutrition.com/
文/Lottie(ロティー)
[ 監修者 ]