たった5分でほうれい線・たるみを消す! 自分で押す「美容指ばり」
ほうれい線がクッキリ、タルタルのあご肉、ひたいにシワ…! そんなお悩みを消す、最高の美容アイテムが、自分の「指1本」。指を鍼に見立てた「美容指ばり」で、ハリがよみがえり若顔に。明るい場所で鏡を見ても、自信が持てますよ。
目次
指で筋肉の奥を刺激すれば3日で顔が持ち上がる
フランス国家資格を持つエステティシャンであり、鍼灸師でもある光本朱見さんが開発した指鍼は、ハンドエステと美容鍼を融合させた、指の関節で顔の筋肉をほぐす方法です。
加齢で硬くなった筋肉をほぐし、血流やリンパの流れをアップ。老廃物が流れて栄養が行き渡り、肌の状態が根本から良くなります。
ポイントは、クリームなどを塗ってすべりを良くすること。また、指鍼後は血流が改善し、肌がより水分を欲しがるので、たっぷり保湿すると効果が倍増します。
時間は5分程度でOK。肌に負担がかかるので、10分以上は行わないで。1日5分を3日続ければ、顔の変化がわかりますよ!
“鍼を使わない美容鍼”こと「美容指ばり」
美容指ばりとは、人差し指の関節で顔の筋肉をほぐす美容法のこと。美容鍼と同じく、顔をリフトアップさせ、肌に透明感を取り戻す効果があります。
その結果、顔のシワやたるみが減り、ふっくらと立体的に持ち上がった、典型的な「若見え顔」に!
筋肉がほぐれ肌がぷるんとする
肌の奥まで届く刺激で、筋肉の間にあるリンパの流れや血流がUP。老廃物が排出されて肌の栄養状態が改善し、透明感あるハリ肌に。
即効性アリ! 3日で変化を実感
たった3日で筋肉がほぐれてやわらかくなるのを実感。リフトアップや透明感が増すなどの効果も出やすいので、楽しく続けられます。
顔がリフトアップ、ほおもふっくら
加齢でやせた筋肉に栄養が届き、元気になるので、顔の肉が持ち上がってリフトアップ。筋肉に弾力が戻り、ふっくらと若々しい顔に。
美容指ばりの基本テク
基本のテクニックは2つ。これらを使って、シワやたるみをピンポイントで解決しましょう!
筋肉のコリをほぐす、グルグルまわし
●人差し指の第二関節を肌に当ててグルグル
人差し指を軽く曲げ、第二関節を肌に当てる。イタ気持ちいい程度にしっかり肌を押しつつ、円を描くようにグルグルまわす。
●ココを使う!
第二関節の、内側か外側の骨を使う。使いやすい方で押せばOK。
老廃物を流す、スライドほぐし
●人差し指の側面を肌に当ててスライド
人差し指の側面を肌に当て、スライド。筋肉や骨に沿って肌の奥を押すように滑らせる。親指を耳の前に置き、支点にしてもOK。
●シワやたるみに効果ばつぐん!
小鼻の横からほお骨の高いところへ向けて、5回「スライドほぐし」をしてみて。目の下のシワやほおのたるみに効果あり!
お悩み別! 指ばりワザ
いよいよ、お悩みを解消していきましょう!
前のページの基本テクを使いながら、まずは気になるところだけやってみて。
ほうれい線を消す
●舌でほうれい線をのばしてグルグル
舌でほおの内側からほうれい線を押してのばす。ほうれい線に沿って、指ばりで下から上へグルグルまわし。1カ所につき10回ほぐして。
マリオネットラインを消す
●アゴ下から口角へ向けて指ばりで3カ所ずつグルグル
口角の真下(あごあたり)と口角のやや下、口角付近の3カ所で、10回ずつグルグルまわし。左右で一気に行ってOK。
口まわりの小ジワを消す
●唇の周りを1周、もれなくグルグル
指ばりで、口の周りを1カ所につき5回ずつグルグルまわし。位置を少しずつずらしながら、唇の周りをもれなくほぐして。両手で行ってもOK。
二重あごを消す
(1)耳下からあご先へ、フェイスラインをスライド
(2)あごの下のくぼみをグルグルほぐす
額のシワを消す
●第二関節を額に当てて横へスライド
額の中央から外へ向けて10回、指ばりを滑らせる。位置を上下にずらして3カ所、額をもれなくほぐす。手を握り、親指以外の指の第二関節を使うと◎。
みけんのシワ消しは…
縦ジワをのばすように、指ばりを左右に10回往復。手のひらを外に向けるとやりやすい。
からこと読者が1週間、試してみました
簡単にできて、顔のたるみが上がった!
朝晩1回、メイク前と寝る前に行いました。最初は額とあごまわりが痛かったのですが、続けるうちに痛みが消滅。お肌の調子が改善しました。簡単にできるのも良かったです。(50代)
お肌のトーンが明るくなった!
毎日お風呂上りに指ばりをしました。顔がむくみにくくなり、朝起きた時のフェイスラインが全然違いました! お肌のトーンが明るくなり、メイクのりも◎。今後も続けたいです。(30代)
撮影/古谷利幸 モデル/横川莉那 イラスト/山本ユウカ
(からだにいいこと2019年12月号より)
[ 監修者 ]