マスク顔を華やかに!目元を彩る秋メイクのコツって?
目から上しか見えないマスク顔は、アイメイクで華やかに見せたいところ。資生堂のメイクセミナーで学んだ、目元を秋らしく彩るテクをご紹介します。
目次
マスクで印象が暗くなるのは、血色が悪く見えるから!
ダークカラーで落ち着いた服装になりやすい秋冬。メイクのポイントは、“血色感”を演出して顔色よく見せることです。
本来はチークやリップで印象が明るくなるのですが、マスクをすると頬や唇が隠れてしまいます。そのため、顔全体の血色が悪く見え、暗い印象になりがちです。
血色よく見せるためには、マスクから見える目元に血色感を加えるひと工夫をすること。
今回参加したセミナーでは、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの神宮司芳子さんが、マスクでも華やかに見えるこの秋にぴったりのメイクテクを教えてくれました。
「前髪」と「眉」が華やかに見せるカギ
マスクによって顔の下半分が見えなくなると、表情も伝わりづらくなってしまいます。
マスクから見える部分で表情を伝える役割を担うのは、ズバリ「眉」。
前髪で眉まで覆い隠してしまうと、表情がさらに分かりにくく、暗くて寂しい印象に。そこで、マスクを着用するときは、眉が見える長さの前髪にするのがおすすめです。
眉が透けて見えるスタイルにしたり、前髪をアップにしたりする他、思い切って眉上の長さにカットしても良いでしょう。
眉には赤系のパウダーを
それでは、実際のメイクのコツを解説します。ポイントは、目元に“血色”をプラスする赤系のカラーを足すことです。
眉がしっかり見える長さの前髪の方に特におすすめなのが、眉に血色を足すメイク。
普段と同じように眉を描いた後、赤系のアイブロウパウダーをブラシにとり、眉毛にふんわりとのせるだけです。
このプラステクで、フェミニンで優しい眉に仕上がります。
アイシャドウは、アイホール全体に赤系カラーを
眉が見えない長さの前髪の人は、目元に血色を加えましょう。
赤系のアイシャドウをチップにとり、目のキワにのせます。しっかり色づいたら、チップの反対側(空の状態)でぼかし、アイホール全体になじませましょう。
下まぶたにも同じ色をほんのり乗せれば、やわらかな印象に。
アイラインはブラウンがおすすめ
アイラインは、色の選び方を工夫するだけで、目元の印象を変えることができます。描き方は、いつもと同じでOKです。
赤系のアイシャドウに合うのは、ブラウンのアイライン。ピンク味がかったブラウンを選べば、ナチュラルなイメージになります。
一方、赤のアイラインを使えば、遊び心のあるカジュアルな雰囲気に。気分に合わせて、色を使い分けてみては。
まつ毛はブラウンのマスカラで仕上げ
ここまでのメイクでも十分に血色感のある目元を演出することができますが、目力をアップさせたい場合はマスカラを使いましょう。
ここでも、ブラックよりブラウン系の色味を使った方が肌になじみ、自然な仕上がりになります。目のキワから毛先にむけて、しっかりと塗っていきます。
下まつ毛にもほんのり塗れば、さらに印象深い目元になりますよ!
目元を彩る秋メイクで、暖かな血色感を演出して!
ここまで、赤系・ブラウン系のコスメを使って目元を彩る秋メイクのポイントを解説しました。
眉、アイカラー、アイライン、マスカラのすべてを使っても、メイクにかかる時間は5分程度。ちょっとしたワンポイントで、秋らしく暖かな雰囲気に仕上がります。
マスクが欠かせない生活はまだまだ続きそうですが、旬のメイクで目元を彩れば、自然と気分も明るくなるはず。ぜひ、秋のアイメイクに「赤」を取り入れてみてくださいね!