あなたの毛根は大丈夫?薄毛が気になる女性に!抜け毛の原因と対策
毛が細くなった、毛量が減ったなどの悩みが増えていませんか? 30代後半から、髪の毛や眉毛、まつ毛などが少なくなってくると老けた印象に。 抜け毛の原因を知り、薄毛化が進むNG生活習慣を改めましょう。
目次
「若見え毛」が増えると印象はこんなに変わる!
毛根の健康が実は若見えに大きく影響します。髪の毛、眉毛、まつ毛を増やすだけでぐっと華やかに、10歳は若い印象になります。
Check ! あなたの毛根 セーフorアウト?
薄毛は年齢や遺伝からして仕方ない…そう諦め気味ではありませんか? でも諦めるのはまだ早い! セーフな毛根なら、すぐにケアを始めればしっかり復活しますよ。
まずは毛根のチェックから。
若い毛根は、太く長い毛が数本生えている
健康な頭皮の場合、一つの毛穴から2~3本の髪が生えています。成長して抜け落ちても、また健康な髪が生えてきます。
アウトな毛根は、完全に生えなくなる
発毛力が大きくダウンすると、毛根を蘇らせるのは困難に。まったく毛が生えなくなった毛根はアウト。
セーフな毛根は、量が減り毛も細くなる
一つの毛穴から生える髪の量が減り、細くなります。でも、一本でも生えていれば、毛根はまだセーフ。原因と対処法を知って、しっかりケアをしましょう!
女性の薄毛は、原因が多くて複雑!
女性の薄毛の大きな原因は、女性ホルモンの減少です。特に閉経前後の「更年期」には、薄毛のほか、頭皮のかゆみといった症状も。
また、加齢による発毛サイクルの乱れ、さらに睡眠不足などの健康を損なう生活も薄毛の原因に。髪や頭皮にトラブルがあるときは生活を見直して、髪や頭皮を休ませてあげることも大切です。
原因1 女性ホルモンの減少
30代後半〜40代前半:ホルモンバランスが乱れる
30代後半から女性ホルモンの分泌が緩やかに減少し始めます。ホルモンバランスが乱れることで、髪が抜けたり、細くなったりすることも。
40代後半~50代前半:女性ホルモンが急激に減少
40代後半~50代前半にかけて、更年期になると女性ホルモンが急激に減少。その変化に体が追いつかず、薄毛や髪のパサつき、頭皮のかゆみなどが起こりやすくなります。
原因2 加齢で育つ前に抜ける
髪は6年ほどかけて生え変わります。しかし髪の毛をつくり出す「毛母細胞」の力が加齢とともに衰えることで、毛髪サイクルが乱れ、新しい髪が育つ前に抜けてしまう状態に。
原因3 髪にNGな生活
ダイエットで髪の細胞がスカスカに
髪は体の中で最後に栄養が回ってくるパーツ。栄養不足だと、髪に栄養が行き渡らずスカスカな毛髪に。
ストレスで頭皮の血行不良に
ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱すもの。血行が悪くなり、頭皮まで栄養が届かない状態に。
睡眠不足で「成長ホルモン」がSTOP
発毛に不可欠な成長ホルモンは、寝ている間に分泌されるため、睡眠不足では髪が育たなくなる。
スマホ生活で頭皮はガチガチに
スマホにより眼は疲れ、首や肩、頭皮までがガチガチに。頭皮に柔軟性がなくなると、髪が育ちにくい地肌に。健康を損なう生活習慣は、頭皮や髪にもダメージが。今日からすぐに改めていきましょう!
撮影/宮田浩史 モデル/幣原あやの イラスト/碇優子
(からだにいいこと2018年2月号より)
トップがぺたんこになる、ボリュームがないといった、女性の薄毛のお悩みは、加齢と共に現れます。そんな薄毛のお悩みをカバーする髪型は? プロの簡単スタイリング法を教えてもらいました。
[ 監修者 ]