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ハーブと暮らすオーガニックライフ

社会起業家ジョン・ムーアさんの“笑顔になれる暮らしのヒント”をご紹介します。 秋から冬へ向かうこの時期は、植物たちをお手入れするのにいいタイミングです。剪定(せんてい)した枝や葉は料理やインテリアに活用を。自家製ハーブの楽しみ方をご紹介します。

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ジョン・ムーア

この記事の監修:ジョン・ムーアさん

ジョン・ムーア
社会起業家、オーガビッツアンバサダー。英国公認教師、オーガニックフード・ガーデニング教師。英国シェフィールド大学卒業後、教師を経て、電通に入社。その後、パタゴニア日本支社長などを歴任。現在は一般社団法人シーズ オブ ライフ代表理事として活動中。

1年を通して楽しめるハーブをお家で育てよう

秋から冬にかけて、冬支度を始めるのは植物たちも同じです。庭のハーブたちも、寒さに備えてお手入れをしてあげましょう。ハーブによっては寒さに強いものや弱いものがあります。霜に当たって枯れてしまう場合もあるので、霜が降りる前に、枝や葉を剪定(せんてい)しておきましょう。剪定した枝や葉は、上手に活用すれば春まで様々な楽しみ方ができます。

もっとも簡単なのは、ドライハーブにすること。セージ、バジル、オレガノ、タイム、ローズマリー、パセリ、ローリエなどがおすすめです。カットした葉を水で洗って束にし、麻ひもでくくります。風通しが良く、直射日光が当たらない場所に吊るして乾かしましょう。1〜2週間、自然乾燥させれば完成です。見た目もかわいらしく、キッチンのインテリアにもなります。ちょっとちぎってスープやソースにプラスすれば、いつもと違う味が楽しめるでしょう。

ここでも忘れて欲しくないのが、以前、この連載でご紹介した「コンパニオンプランツ(※)」。コンパニオンプランツとは、相性の良い植物のことで、一緒に植えると成長を促したり、害虫を防ぐなど良い効果を生み出してくれるもの。ドライハーブも、コンパニオンプランツのローズマリーやセージ、タイムなどを束にして作ってみてください。

クリスマスの前あたりまで楽しめるハーブとしては、ローズマリー、ラベンダー、タイム、ローリエ、バジルなどがあります。このハーブたちを一年中楽しむ方法があります。ハーブの花が満開になったら、カットして乾燥させましょう。満開の頃のハーブは成長ホルモンと光で満たされていて、アロマもオイルもピークを迎えます。

さらに、水分量が減り、油分がもっとも増える新月直前、または直後にカットすれば、最高のコンディションのものを収穫することができます。このハーブたちで、クリスマスリースやサシェを作れば、誰もが喜ぶ、とびきりのプレゼントになります。このようにハーブは、1年を通して楽しめる特別な植物です。あなたの庭にも、ハーブの種をまいてみませんか?

※コンパニオンプランツ( https://media.karakoto.com/health/24jVw

ジョンさんからの一言

ジョン・ムーア

ジョンさんがアンバサダーを務めるオーガビッツとは?

orgabits

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日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト。オーガニックコットン100%にこだわらず10%の商品を100倍の人に届けるという「逆転の発想」で現在約100ブランドが参加。一枚の服を通しておしゃれに参加出来る社会貢献活動としても注目されている。

取材・文/坂田奈菜子

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