みなさまへ感謝! 月刊『からだにいいこと』は15周年を迎えました
2004年12月16日に創刊した月刊『からだにいいこと』は、めでたく15周年を迎えました。昨年は、月刊『からだにいいこと』から生まれたWebマガジン『からだにいいことWeb』が誕生。編集長・佐久間が創刊が15年間を振り返ると共に、読者のみなさまへの感謝メッセージをお届けします!
35歳からの女性のための健康生活情報誌として創刊
2004年12月16日、月刊『からだにいいこと』創刊。
「健康でなければキレイでいられないと気づいた女性のための健康生活情報誌」として、創刊されました。同じように食べていても太ってしまう、前は平気だった夜更かしが翌朝ツラくなった、以前と同じように生活していてもなぜか疲れやすい……。そんな35歳前後からの女性の悩みは、この時期から低下する女性ホルモン(エストロゲン)の影響や、家庭や職場での責任の重さが重なってストレスが大きくなることなどによるもの。
これまではファッション誌や美容雑誌、生活情報誌を読んでいた女性が、そんなときに頼れる雑誌がないのでは……。そんな思いから創刊された雑誌です。
15年前、創刊当時は「健康ブーム」真っただ中。健康情報番組が人気で、テレビで取り上げられた食材は、次の日スーパーから一瞬で消えてしまう。そんな時代でした。
テレビの健康番組人気が徐々に過ぎ去る中、『からだにいいこと』は地道に読者の体と心、暮らしに寄り添い、これなら「できそう」「やってみたい」と思ってもらえる健康・美容情報を、発信し続けてきました。
今や「健康」は、一時的なブームではなく、世代を問わず、世の中全体にとって生活に欠かせない情報になりました。創刊当初、35歳で読み始めてくれた読者さんも、50代へ。当時は「35歳の体の変わり目から」をコンセプトにしていた『からだにいいこと』は、35歳以降、50代までの女性の健康をサポートしていく雑誌に変わりつつあります。
また、世の中の女性たちには、若いうちから体をケアして、一生自分の体と楽しく付き合えるようになりたい。年代を問わず、そんな健康意識が、15年前よりも強く芽生えてきているように感じています。
思い出の創刊号から、SNSで話題になったあのコピーも!
『からだにいいこと』は、話題の健康・美容情報を編集部員がいち早くキャッチして、医師や専門家監修のもと、「毎日の生活にムリなく取り入れられる」形で、「楽しく」紹介することをモットーとしてきました。創刊から15年間で、話題になった特集を振り返ってみました。
●実写版“おっぱい”で乳がんセルフチェックを掲載
テレビでも取り上げられた「創刊号」
“ほぐす・癒やす・キレイになる暮らし”のコピーと共に、リラックスした様子のモデルを表紙にした創刊号。特集の中でも「衝撃的!」と話題になったのが、「乳がんから守り抜く『私のおっぱいセルフチェック』」。ここではお見せできないのですが……、実写版の“おっぱい”写真で、分かりやすくセルフチェックを紹介しました。
創刊号は、テレビ「王様のブランチ」で取材されました。創刊号の目玉企画であった「TVで人気の健康法。5000人の生結果報告」の誌面内容を、コーナーとして取り上げていただきました。
創刊2号の新聞広告。「美容家・佐伯チズさんの美肌塾」や、「今すぐラクになる花粉症テク」など、当時からお金をかけずに簡単にキレイで健康になれるセルフケアを紹介してきました。
●Twitterでも話題に!
“〇〇だけでやせる”ダイエット
「できれば運動しないでやせたい」「面倒なことはしたくない」「お金と時間はかけたくない」という、読者の声に応えた特集がヒット。いつの時代も女性の願いはわがままです。
2016年9月号「朝になるたび、スリムに変身!『寝ている間にヤセる方法』」特集。「寝るだけ」をテーマにしたダイエット特集。「寝るだけで本当にやせるの?」を、医師や専門家監修のもと、その裏付けを医学的・専門的に紹介。寝方、起き方を変えただけでお腹が凹んだ読者もいて、「寝るだけでやせる」を見事証明! 雑誌は完売に。
2016年10月号「臓器力UPで、疲れ・便秘・更年期不調もスッキリ!『生きてるだけでヤセる!内臓活性ダイエット』」特集。“生きてるだけ”という大胆なキャッチコピーで読者の心をつかみ、大ヒット。Twitterでもそのコピーが話題になりました。
2019年2月号「年代別アドバイス付き『あなたにスグ効くヤセ方』はコレでございます!」特集。この号では、『ベルサイユのばら』の池田理代子先生のイラストを表紙に起用。海外の池田作品コレクターからメールで問い合わせがあったほど、インパクトを残した表紙でした。
●人気連載「60歳過ぎてなお今も現役」
2007年3月号から続く連載が「その生き方が私たちの指針です。『60歳過ぎてなお今も現役』」。人生の先輩女性の声を聴きたいという思いでスタートした連載が、12月16日発売の2月号で156回目を迎えます。心のエネルギーをもらえる連載として、スタート時から変わらない人気ぶり。大竹しのぶさんやアグネス・チャンさん、八代亜紀さんなど、大スターにも登場いただきました!
そのほか、創刊からいつも驚かされてきたのが、体験読者さんの成功結果。簡単すぎて本当に効くの? というダイエット法を自宅で試してもらうと、数週間後、しっかりお腹がやせたり体重が減ったりするんです。これには編集担当も毎回ビックリ。
一般的には「ハードな運動をしっかりやらないとやせないのでは?」と思われがちですが、そのたびに「簡単」「楽しい」「続けやすい」ダイエットが、やっぱり一番やせ効果が高いんだ! と、編集部員も納得。ダイエットも美容法も健康法も、15年間、一切ヤラセなしの体験談を掲載しています。
どの世代でも楽しめる、唯一無二の健康情報誌に
創刊当初は、体にいいといわれるものを摂り入れることがブームでした。しかしこの15年を振り返ると、デトックスや断捨離、ノーファンデ、肌断食に象徴されるように、出す、摂らない、捨てる、入れないという反対のキーワードが浸透。また、世の中の女性たちは、外見(体や見た目)の美しさだけでなく、心の充実感や若々しさも求める時代になってきたと感じています。
これからの『からだにいいこと』は、そんな女性たちを年代で区切るのではなく、どの世代でも楽しめる健康情報誌を目指します。「健康」をテーマに、親子二代で読んでも話題が尽きない雑誌。どんな女性の体にも味方になれる雑誌。「自分の体を大切にしたい」「いつまでも健康でいたい」と思ったときに共有できる、唯一無二の雑誌でありつづけます。
これからも頼れる健康パートナーとして、読者のみなさまと一緒に、楽しく続けやすい健康情報をお届けしてまいります。創刊15周年を迎えた、月刊『からだにいいこと』と、Webマガジン『からだにいいことWeb』を、引き続きよろしくお願いいたします。
月刊『からだにいいこと』
編集長 佐久間 省吾