連日の暑さにぐったりで、食欲もない…。その原因は意外なところにあるかもしれません。ぐったりを元気に、滋養強壮効果のある成分をご紹介します。

提供／ゼリア新薬工業株式会社

夏バテのだるさは内臓への負担が原因だった？

梅雨が明け、はやくも暑さに疲れて夏バテ予備軍になっていませんか。

「夏バテ」とは、夏の暑さに体が順応できずに現れる、さまざまな体調不良のこと。

代表的な症状は、だるいといった倦怠感、食欲不振、下痢などの消化器症状、睡眠障害、立ちくらみ、イライラなどです。

気温差の大きい屋内と屋外を何度も行き来することで、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなり、自律神経のバランスが崩れて起こると考えられています。すると、睡眠障害になったり、内臓の働きが鈍くなります。

そのうえ食欲がないからと、冷たい素麺やアイスクリームなどを食べすぎれば、冷えで胃の機能が低下します。また、水分も摂りすぎてしまうと胃酸が一時的に薄まって消化機能が落ち、胃腸の調子を崩してしまうのです。

食欲がないからと、蕎麦や素麺などのあっさりした食事ばかり食べるのもよくありません。炭水化物に偏りがちになり、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、必要な栄養が不足すると、さらに全身倦怠感のもとになったりします。

消化によって負担をかけるスタミナ食は逆効果

そんなときは反対に「疲れたら食べて元気になろう！」と考える人も多いのではないでしょうか。

しかし、ここでうなぎやトンカツなどのがっつり系のスタミナ食を食べると内臓の大きな負担に。スタミナがつくといわれる食材や料理には、たんぱく質だけでなく、消化に負担のかかる脂質も豊富に含んでいます。

無理に食べれば夏バテを悪化させる可能性もあるので、注意しましょう。

栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠が夏バテケアの基本

夏バテを改善するには、炭水化物に偏らないバランスのとれた食事と、十分な睡眠が大切です。

内臓をはじめ、体は眠っている間にダメージが修復されます。夏でもシャワーだけですまさず、ぬるめのお風呂につかってから休むと安眠につながります。

普段以上に食と睡眠に気を付けて、夏を元気に乗り切りましょう。