二の腕やせに効果的!つまんでゆらす「10秒ツボゆらし」のやり方
たるんだ二の腕をどうにか細くしたい…。でも、苦しい腕立て伏せをがんばる必要はありません。二の腕のツボをつまんでゆらし、老廃物や脂肪をリンパに流すと、シュッとスリムに。四十肩を改善するうれしい効果も。
ツボをつまんでゆらして二の腕やせ
二の腕やせに効くのは、二の腕にある「臂臑(ひじゅ)」と「肱中(こうちゅう)」という2つのツボの効果。
「臂臑と肱中に刺激が入ると、二の腕の血流がよくなってこりがほぐれ、溜まっていた老廃物が排出されるようになります」と言うのは、東洋医学に詳しい整体師の吉田佳代さん。
「腕の筋肉の血行が滞ると肩の血流も悪くなり、肩の痛みにもつながるのです」さらに、ツボをつまんでゆらすことで、二の腕のヤセ効果がアップ。
「腕の深部まで刺激され、血中に溜まっている脂肪や筋肉に巻き付いている脂肪を浮き上がらせることができ、二の腕のぜい肉がすっきりします」
連動して、肩の筋肉のこりもほぐれ、四十肩の予防にもつながるといううれしい効果も!
ゆらし2大効果とは?
●筋肉から脂肪をはがし排出
二の腕の振り袖肉は、老廃物が溜まって筋肉に脂肪が巻き付いたような状態になっているのが原因。ゆらすことで筋肉の奥深くにある脂肪まで浮き上がり、排出されやすくなる。
●骨周辺の筋肉の癒着をはがして代謝UP
骨と筋肉が接する部分は骨や周辺組織、筋膜などと癒着して血流が滞りがち。ゆらすことで癒着がはがれると、血液の流れがスムーズになり、体が温まり、水分の代謝もよくなる。
二の腕のツボゆらしがやせに効く理由
ツボに刺激を与えることで、血行が改善。血管内に溜まっている老廃物や余分な脂肪がリンパ管を通して体外に排出されます。老廃物がリンパへスムーズに流れることで、むくみと脂肪で振り袖のようだった二の腕がスリムに。
四十肩が改善する理由
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)や三角筋がこると、同時に肩甲骨や鎖骨もスムーズに動きにくくなり、肩の痛みを感じる原因に。
腕の血行がよくなると筋肉もやわらかくなり、肩への負担が軽くなります。
「二の腕ツボゆらし」のやり方
【1】2つのツボの位置を確認する
(1)親指と人差し指でツボをつまみ、5秒押す
右手の人差し指と親指を、左腕の臂臑と肱中に当て(詳細は下記画像を参照)、いた気持ちいい程度の強さで5秒間つまむ。
【2】ツボをつまんでゆらす
(2)ねじるように左右に3秒ゆらす
いた気持ちいい強さでつまんだまま、3秒間、つまんだところを少しねじって左右に動かす。
2秒かけて指を緩める。
左腕が終わったら右腕も同様につまんでゆらす。
撮影/神尾典行 モデル/SOGYON イラスト/後藤知江