岡田将生さん「葛藤を超え、今は芝居の楽しさを堪能中」|癒やされタイム
繊細な面差しが印象的な美少年から、役ごとに違う魅力を放つ大人の俳優へ——。年を重ねるごとに進化を遂げる岡田将生さんは今、どんな30代を謳歌しているのでしょうか。
目次
岡田将生さん
葛藤を超え、今は芝居の楽しさを堪能中
7月に始まる舞台『物語なき、この世界。』で主演を務める岡田将生さん。さえない日々を生きる“売れない役者”という役柄は、現実の岡田さんとは正反対かと思いきや……。
「いえいえ、思い通りにならないことがいっぱいあるのは僕も一緒。役者を仕事にしていても、僕個人の日々はタイトルと同じく、劇的ではないです(笑)」と語りながらも、表情はとても晴れやか。
なぜなら、デビューから15年の歳月を経て、この仕事の醍醐味をようやく味わうことができ、毎日が充実しているからなのだそう。
「良い作品と出会えることはありがたいことですが、役作りに正解はないですし、プレッシャーに押し潰されそうになることも多かったんです。でも今は、与えられた役をまっとうするだけでなく、作品全体の質を上げることが大事だと気づいて。現場の空気が良くなるなら、ハプニングを楽しんだり、ダメな姿をさらけ出してもいいと思えるようになりました」
岡田さんに3つの質問
舞台中の体調管理は、どうしていますか?
起床から朝食、楽屋入りまでを同じ時刻に毎日きっちり繰り返して、ルーティン化しています。とくに朝ご飯をしっかり食べること! 僕は油断するとヤセてしまう体質なので、エネルギー補給が必須です。普段よりご飯を多めに食べて、糖質も摂っています。
食生活で心がけていることは?
1日1回は生野菜たっぷりの“カラフルサラダ”を作って食べています。にんじん、アボカド、トマト、マッシュルーム、ブロッコリースプラウト、ゆでたほうれん草を、塩とオリーブオイルでシンプルに味付け。この習慣を始めてから、体調は良好です。
毎日を楽しくするコツを教えてください。
ストレスフルな毎日でも、空が澄んでいるとか、食事がおいしいとか、毎日うれしいことって、きっとあるもの。そのときに「いい天気!」「おいしい!」と、声に出すと幸せが増す気がしています。少なくとも僕はそうです(笑)。ぜひ試してみてください!
雑誌『からだにいいこと』8月号では岡田さんのインタビューを4ページ掲載!
発売中の雑誌『からだにいいこと』6月号では、4ページにわたって岡田さんのインタビューを掲載しています。作品や共演者に対する熱い想い、おうち時間の過ごし方なども語っていただきました。Web版とは異なる写真も必見! あわせてお楽しみください。
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【終了】歌舞伎町で再会した2人の男が数奇な運命をたどる舞台『物語なき、この世界』
舞台は新宿、歌舞伎町。30歳を過ぎても売れない俳優・菅原(岡田将生)と、菅原の田舎の高校の同級生・今井(峯田和伸)が、うらぶれた風俗店で 10 年ぶりに再会を果たし……。舞台『物語なき、この世界。』は、7月11日から8月3日まで渋谷Bunkamuraシアターコクーン、8月7日から11日まで京都劇場にて上演。
出演:岡田将生 峯田和伸 柄本時生 内田理央 宮崎吐夢 米村亮太朗 星田英利 寺島しのぶ ほか
「物語なき、この世界。」 | シアターコクーン | Bunkamura
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撮影/近藤誠司 取材・文/林 加愛 スタイリスト/大石裕介 ヘアメイク/中西樹里
シャツ¥32,000、パンツ¥48,000(Scye/Tel 03‐5414‐3531)※価格は税別
(からだにいいこと2021年8月号より)