1. Top
  2. >元気になる
  3. >体の健康
  4. >食生活
  5. >冷え・むくみがスッキリ!毛細血管が増える「シナモン」の摂り方
シナモンの摂り方TOP

冷え・むくみがスッキリ!毛細血管が増える「シナモン」の摂り方

美と健康のカギは、血流を上げて体のすみずみまで栄養や酸素を届け、老廃物を排出すること。ところが女性は、40代から毛細血管が減ってその働きが低下します。毛細血管を増やす効果がある「シナモン」をどうぞ!

この記事をシェアする

スプーン1杯のシナモンで、毛細血管がみるみる復活

細かい網目状に、体内にびっしりと張り巡らされる“毛細血管”。体の末端まで酸素と栄養を送り、老廃物をリンパに送り込んでいます。

ところがこの毛細血管は、加齢や運動不足、女性ホルモンの低下により、女性は40代を境に大きく減少します。栄養が届かず、老廃物を排出できなくなった体の細胞は、その働きが低下し、むくみや冷え、肌質の悪化、臓器機能の低下といった老化の原因に…。

そんなアラフォーの毛細血管を若返らせる魔法のスパイスが、“シナモン”なのです。

「衰えた毛細血管は、血管の細胞間の接着を強固にする分子“Tie2”を活性化することで修復できます。Tie2の活性化には“アンジオポエチン”という成分が必要ですが、それと同じ働きが、シナモンにあるとわかったのです」と、血管研究の第一人者、医学博士の高倉伸幸さん。

シナモンの量は1日スプーン1杯で十分。紅茶に入れて飲めば体があたたまり、むくみがスッキリしますよ。

シナモンを摂ると毛細血管が若返る、その理由

毛細血管は40代から急激に老化して減る!
長く、先端まで血液が流れている30代の毛細血管に対し、40代の毛細血管は短くいびつ。血流が滞り、消えかかっている。(写真提供/あっと株式会社血管美人)

年齢と毛細血管の量
全身を巡っている毛細血管は、40代を境に急激に減少。20代に比べ、60~70代では4割も毛細血管の量が減ってしまう。※DOI 10.1007/s00403-005-0628-y

毛細血管は40代から急激に老化して減る!
cinnamonを摂ると毛細血管が若返る!

シナモンを摂ると…毛細血管が若返る!
摂取後たった2~3時間で、細胞間の接着を強固にする働きをもつ分子“Tie2”が活性化。毛細血管の壁細胞と内皮細胞が修復されて血液の過剰な漏れが減り、不調が改善されます。

シナモンを摂ると、こんないいことが!

毛細血管の老化が原因で起こる、むくみや冷え、肌のシミ・くすみ・たるみ、内臓の機能低下。これらの悩みは、シナモン摂取により毛細血管が修復されると、一挙に改善されて全身が若返ります。

こんないいことが!

シナモン摂取前の毛細血管
毛細血管の内皮細胞間や壁細胞との接着が弱く、この隙間から血液が漏れている。

シナモン摂取2~3時間後の毛細血管
壁細胞と内皮細胞、内皮細胞同士がしっかり接着して頑丈に。過剰な血液の漏れが起こらない。

毛細血管を若返らせる最強ドリンク!レモン入りアップルシナモン紅茶

レモン入りアップルシナモン紅茶

材料と作り方(1杯分)
紅茶約200mlにリンゴジャム大さじ1、シナモンパウダーティースプーン1杯、レモンの輪切り、またはレモン汁適量を入れていただく。

こんな食材にもシナモンはすきなものにかけて!相性の良い食材

シナモンを効かせる3つのコツ

[1]パウダーを1日スプーン1杯
スティックよりパウダーを選んで。スプーン1杯分(約0.6g)で全身に行き渡ります。摂りすぎは肝臓に負担をかけるので避けましょう。

[2] 香りを楽しんでリラックス
アロマオイルとしても使われる甘くスパイシーなシナモンの香りは、効用のひとつ。ゆったりと楽しみましょう。

 撮影/福島章公 イラスト/ふるやますみ レシピ監修/榊玲里
(からだにいいこと2016年12月号より)

この記事に興味を持ちましたか?
はいいいえ

この記事をシェアする

こちらの記事も読まれています

編集部オススメ記事

Recommend Article Recommend Article オススメ記事

オススメ記事をもっと見る