美女医が実践!おでこ・目尻・眉間・首のシワ改善マッサージ
大人女子を悩ます額、目尻、眉間、マリオネットライン、首のシワ。何もしないと、どんどん老けた印象に……。美女医・宝田恭子先生が実践するマッサージで、シワも二重あごもじんわり伸ばしましょう!
目次
額の3本横ジワは「美容液グイ押し」で解決!
おでこのシワの原因は、上目使いや眉を上げる表情によって額の皮膚にクセがつくこと。そうして内側に折り込まれたシワには、そこまで美容成分を「押し込む」丁寧なお手入れが有効。じんわりケアして、シワを伸ばしましょう。
用意するもの:美容液
やり方:美容液をシワにぐいっと押し込む
手の付け根全体を使う。
1 美容液を手首に近い手のひらにワンプッシュ。
2 美容液を額のシワにギュッと押し込む
美容液を垂らした部分を額に押し当て、シワにグイッと押し込む。このとき、頭にも力を入れてうなずくようにして行う。おでこ全体、生え際までプッシュ。
眉間とマリオネットラインは「すりすりマッサージ」で解決!
美容液を化粧水と同じように伸ばしてしまうのはもったいない! 「気になる部分」に集中的に使うのが正解です。口元→眉間へと、シワができやすい箇所を順ぐりにたどり、美容液をしっかりすり込んで。一連の動作を習慣にすると、シワの原因になる「うつむき姿勢」も矯正されます。
用意するもの:美容液
やり方:美容液ですりすりマッサージ
1 マリオネットラインからほうれい線まですりすり
美容液を左右の指先にとり、マリオネットラインに染み込ませるように、すりすり上下させながらほうれい線をのぼる。
2 鼻の横を通って眉間のシワへ
そのまま鼻の横を通り、上になで上げて「眉間のシワ」に浸透させる。シワが気になる部分は重点的にすりすり。そのまま額へ。
3 生え際まで行ったらこめかみへ
指先が生え際あたりに到達したら、左右に分かれてゆっくり生え際を持ち上げるよう力を加えていく。こめかみもすりすり。
4 フェイスラインに沿っておろしていく
フェイスラインに沿っておろしていくと、耳の下=あご関節に到達。下あごの骨に沿って、顔の側面を押すようにたどっていく。
5 ゴールはあごの下。姿勢も矯正される
最後はあごの下で両手を合わせる。このとき自然に、頭蓋骨が上半身の真上にくるので、正しい姿勢のクセづけにもなる。
目尻の笑いジワは「鼻の脂つけ」で解決!
自分の顔から出た皮脂は天然の美容液。脂とり紙でとったりせず、足りない場所に移動させればいいのです!
1 鼻の脇にある皮脂を指で押さえる
鼻周りは皮脂の出やすい場所。脂っぽさを感じたら、拭きとらずに指で軽く押さえて。
2 取った皮脂を目尻のシワに優しく押し込む
皮脂のついた指を、目尻のシワに押し込み脂を補充。天然美容液でケア完了。
首のシワは「耳の後ろマッサージ」で解決!
スマホを観るときのうつむき姿勢がクセになると、耳の後ろから鎖骨の中央を結ぶ「胸鎖乳突筋」が縮みます。すると、首の余った皮膚が横ジワに。対策は、胸鎖乳突筋の上端である耳の後ろをほぐすこと。姿勢を正して行いましょう。
耳の後ろの骨の出っ張り、「乳様突起」が胸鎖乳突筋の上端部分。この周辺を前後10回動かす。胸鎖乳突筋もうごいていればOK。
うつむきながらスマホを見ると、首の前面が縮んで、シワや二重あごの原因に。気をつけて!
撮影/福島章公、宮田浩史、泉山美代子
モデル/大浦サト
(からだにいいこと2017年11月号より)