ほうれい線を改善!顔の若返りを叶える「ペットボトルエクサ」
気になる顔たるみの解消法を、60代になってもほうれい線・たるみなし肌をキープする美女医・宝田恭子先生に聞きました。ペットボトルエクサを続ければ、自分でほうれい線を消すことができるかも!
目次
老け見え確定のほうれい線は、からこと読者悩み第2位
まず、からことに寄せられたアラフォー女性のお悩みをご紹介。
「くっきりと溝になったほうれい線にファンデがたまってしまう。シワが濃くなり年より老けて見られる」(39歳)。もう1人、37歳のお悩みは「ほうれい線がくっきり、マリオネットラインもあって、疲れた印象に」。
他にもあごがたるみ、顔と首の境目があいまいになり、顔が大きくなったというお悩みも。宝田先生の解決法でたるみを撃退しましょう。
ほうれい線は[ペットボトルエクサ]で解決!
頬の筋肉は骨の支えがないため、筋力不足になると重量に負けて下がります。これがほうれい線の原因。そこでペットボトルで頬の筋肉を支える「口輪筋」のエクササイズでアップ。
準備するもの
正しい姿勢
頬が下がる大元の原因は、猫背でうつむき加減な姿勢。この状態でエクササイズをしても効果なし。まずは姿勢を正すことを日課にしましょう。
イスに座り両足を少し後方に引く。背骨を伸ばしたまま上半身を前方に倒し、足の裏に体重をかけて20秒キープ。その後、上半身をゆっくり元に戻す。お尻や股関節周りの筋肉に負荷がかかり続けると、良い姿勢がキープできる体に。
1 息の続く限り「ホー」と声を出す
背筋を伸ばして立ち、ペットボトルを両手で持つ。「ホー」と声を出し、息を全部吐き切る。
2 ペットボトルをくわえてボトル内の空気を吸い込む
歯を使わず、唇だけでペットボトルをくわえ、お尻に力を入れる。思いきり頬をへこませ、ボトルの中の空気を吸い込む。
3 息を思いきり吐き返しボトルをふくらませる
お尻の力をゆるめて息を吐き返す。これを1日3回以上。頬をふくらませたり、息を吸い込む動作で、ほうれい線が薄くなる。
あごのたるみは[舌揺らし]で解決!
舌揺らしはあごのたるみだけではなく、首のシワにも効果的。舌の筋肉はずっと奥まで続いていて、首の筋肉へつながります。だから舌を思いきり伸ばせば、あごや首も鍛えられ、メリハリのきいたフェイスラインに。首のたるみやシワにも効きます。
1 胸の前で両腕をクロスさせる
腕をクロスさせ、手の平を胸の上部に当てる。大胸筋を押さえることで、顔を上に向けたときの首の反り過ぎを防止できる。
2 舌を突き出して左右に振る
上を向き、舌をぐっと突き出す。その状態のまま、小さな山を描くように左右にゆっくり8回振る。
3 山の「頂上」でぐっと伸ばす
振っている舌が真上に来る時は、舌をなるべく上方に伸ばして。最後に首周辺を優しくさする。
ほうれい線やあごのたるみを解消して、若々しい顔を取り戻したいですね!
撮影/福島章公、宮田浩史、泉山美代子
(からだにいいこと2017年11月号より)
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