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健康のために笑って踊ろう!

社会起業家ジョン・ムーアさんの“笑顔になれる暮らしのヒント”をご紹介します。 健康に過ごすことに不安を覚える今日この頃。しかし、悩むよりも笑って過ごす方が、からだを元気にすることを知っていますか? 今こそ、笑ってからだの中から健康を作りましょう!

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ジョン・ムーア

この記事の監修:ジョン・ムーアさん

ジョン・ムーア
社会起業家、オーガビッツアンバサダー。英国公認教師、オーガニックフード・ガーデニング教師。英国シェフィールド大学卒業後、教師を経て、電通に入社。その後、パタゴニア日本支社長などを歴任。現在は一般社団法人シーズ オブ ライフ代表理事として活動中。

今こそ、笑って元気になろう!

ここ数カ月、社会には大きな不安が渦巻いています。多くの人たちが、病気にならないように、どうにかして健康を得ようと必死になる姿を目にします。しかし、一度立ち止まってみましょう。私たちはそもそも、健康を維持できるように生まれてきているのですから。

私はアイルランドに生まれ、小さな時から祖母と一緒に過ごしてきました。祖母は11人分の家族の食事をすべて自分の畑で自給してきました。もちろん、種から、オーガニックで。また、からだの調子が悪い時はハーブを使ってケアしてくれる自然療法のスペシャリストでもありました。そんな祖母がいつも言っていたのが「健康なからだは笑顔からはじまる」ということ。どんなに、からだに良い生活をしたり、食事に気をつけたりしていても、笑顔がなければ健康にはなれないのです。私たちのからだは心と繋がっており、さらには意識とも繋がっています。幸せそうな病人を見たことがありますか? 実際、笑うだけで、身体の免疫機能が向上することが様々な研究からもわかってきています。 

チベットのある地区の僧侶たちは、朝起きると30分間笑うことから1日をスタートさせます。なぜ笑うのか?面白いことがあるからではありません。なにもなくても笑うのです。人生はそもそもばからしいもの。しかし、ここ最近私たちは、1つの事象に対して真面目になりすぎているように思います。この僧侶たちのように、笑うことから1日を始めれば、人生の見通しも明るくなるのではないでしょうか。

からだは心の延長線上にあります。気分やからだがすぐれない時は、おもしろい映画を見て大笑いしましょう! 健康は簡単です。らせん階段を上るか下りるか。この階段は、微生物や食べ物、思考や文化などが折り重なってより強くなっていきます。さあ笑いましょう、踊りましょう!私たちはいつでもらせん階段を上ることができるのです。

笑うだけで、こんなにも健康力がアップ!

ジョン・ムーア

ジョンさんからの一言

ジョン・ムーア

ジョンさんがアンバサダーを務めるオーガビッツとは?

orgabits

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日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト。オーガニックコットン100%にこだわらず10%の商品を100倍の人に届けるという「逆転の発想」で現在約100ブランドが参加。一枚の服を通してお洒落に参加出来る社会貢献活動としても注目されている。

取材・文/坂田奈菜子

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