大腸から健康を考える「大腸活コンソーシアム」が設立されました!
9月24日(火)、武田コンシューマーヘルスケア、帝人、東亜薬品工業、森永乳業(五十音順)の4社共同による「大腸活コンソーシアム」設立の記者発表会が行われ、からこと編集部も出席して来ました。なぜ今「大腸活」に注目が集まっているのでしょうか? その概要をお伝えします。
「大腸活」とは?
「腸活」という言葉を耳にしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
「大腸活」とは、その腸の中でも大腸に焦点を当て、「大腸に棲むビフィズス菌、酪酸菌などの善玉菌と、そのエサとなる水溶性食物繊維の摂取により、“一つの臓器”といわれる腸内フローラの環境を改善すること」。
科学の進歩により、大腸に生息する腸内フローラの研究が格段に進み、大腸の腸内フローラが消化器系だけでなく、神経、循環器、代謝、免疫機構など、全身の健康と密接に関わり、大腸が健康長寿の要となっていることが明らかになってきています。
腸の健康をケアする「腸活」が社会に浸透しつつある一方で、一般には大腸の役割や重要性について、まだ十分に理解が進んでいないのが現状です。
複数の企業が「大腸から日本の健康を考える」新たな取り組み
そこで健康長寿の要となる大腸の重要性について広く啓発するとともに、「大腸活」の啓発を推進するために設立されたのが、「大腸活コンソーシアム」とのこと。
参画企業が連携しながら、社会に向けた「大腸活」に関する情報発信や、大腸活商品の浸透を目指し、流通施策や自治体・地域と連携した啓発の場づくりなどに取り組むそうです。
これまで、企業や団体単体での整腸や大腸サポートに関する啓発活動は行われてきましたが、大腸を健康長寿の要と位置付け、複数の企業が連携し、共同事業体として啓発・発信を行うことは新しい取り組みとなります。
また、従来の整腸市場の枠に止まらない“大腸活市場”において、魅力的な 商品 ・サービスを提供することにより、日本人の健康長寿に貢献することを目指すそうです。
今後、業界を越えた横断的な共同での取り組みで、どんな画期的な製品やサービスが生まれるのでしょうか? ぜひ期待したいですね!
「大腸活コンソーシアム」概要
名称 :大腸活コンソーシアム
参画企業 :武田コンシューマ―ヘルスケア /帝人/東亜薬品工業 / 森永乳業 (五十音順)
後援 :NPO 法人ブレイブサークル(https://www.bravecircle.net/)
設立趣旨 :
人生100 年時代を迎える日本において、健康寿命を延ばすことが重要な社会課題となっています。
現在、科学技術の進展により大腸の腸内フローラ研究は格段に進歩しています。そして、大腸内の腸内細菌と全身の健康が密接に関わっており、健康長寿の要であることが明らかになってきました。
しかし、一般生活者の多くは、大腸は便を形成するだけの器官と認識しており、大腸の重要な役割については、まだあまり知られていません。そこで、大腸ケアに関連する事業会社が、業界を越えて連携し、<大腸から日本人の健康長寿に貢献>することを目指し、「大腸活コンソーシアム」を設立することにいたしました。
健康長寿の要である大腸を意識してケアする活動を「大腸活」として定め、共同で「大腸活」の啓発を推進していきます。
活動内容 :
大腸の重要性の理解促進と「大腸活」の推進
(1)大腸活の継続的な情報発信の基盤づくり
(2)大腸活商品群の盛り上げ・店頭の売り場づくり
(3)大腸活啓発の内容の充実と啓発機会づくり
今後の「大腸活」の動向に注目!
「大腸活コンソーシアム」では、今後様々な形で「大腸活」に関する情報をお届けする予定とのことです。ぜひチェックしてみてくださいね!
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