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歩くだけで下腹ヤセ!脂肪燃焼「手のひらウォーク」ダイエット

ウォーキングでダイエットしたい人におすすめなのが、手のひらとひじを意識して歩く「手のひらウォーク」。自動的に正しい姿勢で歩けるため、数分でも脂肪が燃焼。短期間で下腹ヤセを実感できますよ!

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歩きながら全身を骨格矯正、10日間で効果が出る!

骨格にゆがみなどがなくバランスがとれているのが、正しい姿勢。キープするのが難しそうですが、手のひらとひじを意識する「手のひらウォーク」なら簡単。手のひらとひじを前にして腕を広げると、胸が開きます。

すると呼吸が深くなり、脂肪燃焼力アップ。さらに背骨や骨盤、股関節まで正しい位置になり、全身の骨格が整うのです。「手のひらウォーク」は移動のときだけでなく、家でトイレに行く時や家事などの数歩でもヤセ効果が得られます。

なぜ正しい姿勢になれるの? 手のひらの向きで姿勢を自動的に矯正

なぜ正しい姿勢になれるの? 

スマホやパソコンの操作などで猫背になりがちな骨格を、手のひらの向きを変えることで、自動的に矯正します。

「手のひらウォーク」のやりかた

たとえ数分でも歩くときは、このやり方で。歩くほどに脂肪が燃えて、ヤセ体質になれますよ!

基本姿勢:“手のひら”と“ひじの前”を正面に向けて歩く

手のひらウォークのやりかた

【左写真】○ 自分の手を見たとき、手のひらと、ひじの前の両方が、しっかり正面を向いている。これが正しい向き。

【中央写真】× 手のひらは前を向いているけど、ひじの前が内側を向いてしまっているので×。これだとヤセ効果なし。

【右写真】× ひじの前は正面を向いているが、手のひらが内側に向いてしまっているので×。両方正面を向くのがキモ。

手のひらウォークのやりかた

【1】手のひらを正面に向けて広げる

両腕を軽く広げて、手のひらとひじの前を正面に向ける。

【2】両手を体側に寄せる 腕を体側に寄せる

ワキの少し下がギューンと引き締まるのを感じて。この姿勢でウォーキング。

荷物は小指側の重心で持つ

手のひらウォークのやりかた

荷物があるときは、手とひじの向きをキープしたまま小指側に重心をかけて持ちましょう。

「手のひらウォーク」 3大美やせ効果

(1)胸が開いて呼吸が深くなり、脂肪がどんどん燃える!

「手のひらウォーク」 3大美やせ効果

姿勢が矯正されるので、胸が開き呼吸が深くできるように。酸素を取り込む量が増えるほか、インナーマッスルが一番多い肋骨まわりの細かい筋肉も刺激され、脂肪がどんどん燃焼します。

(2)手のひらから全身に連動。骨盤も矯正される!

手のひらを前に向けると連動して猫背が矯正され、それに続く背骨も正しいS字カーブを描くように。すると骨盤も整って、その場で、ぽっこりお腹が解消します。

「手のひらウォーク」 3大美やせ効果

骨盤が後傾していると、お腹の空間が広くなり内臓が落ちて、ぽっこりしたお腹に。骨盤が整えば内臓が本来の位置に戻りスッキリ。

(3)筋肉の刺激&有酸素運動で下腹からどんどんヤセる!

「手のひらウォーク」 3大美やせ効果

下腹の脂肪は筋肉の刺激と有酸素運動を組み合わせないと落ちません。手のひらウォークなら姿勢矯正で筋肉を強化し、歩く有酸素運動の効果で下腹からヤセていきます。

隙間時間もヤセチャンス!

「ツラい運動=効果大」ではありません。正しい姿勢で筋肉を刺激しながら動けば、最小限で最大限の効果が得られます。

お湯を沸かすとき、エスカレーターに乗っているとき、エレベーターや電車を待っているとき、信号待ちのときなど、隙間時間もヤセチャンスです。数分でも毎日続けるのがスリム成功のコツ。全身の骨格が整うので、ヤセ体質になり、全身の若見えにもなりますよ!

撮影/土肥裕司 モデル/津山祐子 イラスト/ミツトモ
(からだにいいこと2015年7月号より)

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