水虫が治った!カンタン手作り「11円スリッパ」で水虫撃退、めぐりUP!
なかなか人に言えない、しかも治りにくい「水虫」。そんな悩ましい水虫を、だれでもカンタンに作れる「11円スリッパ」で解決したのは、鍼灸師の藤井清史さん。 生体電流の仕組みで経絡のめぐりが整い、免疫力がアップ!わずか1週間で重症の水虫が治りました。 そこで藤井さん考案の「11円スリッパ」の作り方を大公開! 「履くだけ」でいいので、こっそり治したい人にもおすすめです。
貼った硬貨が体のめぐりを改善、内臓が元気になって水虫撃退!
連日の診療で休みが取れない忙しい時期があった藤井さん。疲労がたまって抵抗力が低下した結果、水虫が悪化して皮膚に亀裂が走り、出血やかゆみで歩くのも辛いほどに。
そこでひらめいたのが、「11円スリッパ」。10円硬化に殺菌作用があることをヒントに、鍼灸師の知識や経験を生かして完成しました。履いてみると、ひどい水虫がみるみる改善して、1週間後にはキレイに治りました。
「体が持つ『生体電流』というしくみを利用したもので、経絡のめぐりを整え、内臓にアプローチします。私の場合は水虫に伴うむくみも解消しました」。
1円&10円硬貨が生体電流を促し、経路を流れやすく
体には、水分を介すると電気が流れる「生体電流」というしくみがあります。1円硬貨=アルミ製をスリッパの左足側に、10円硬貨=銅製を右足側に貼って履くと、電子の性質によって銅からアルミに向かって電気が流れます。この流れが滞った経絡(けいらく)のめぐりを助け、経絡が司る内臓の働きを高めます。
さらに足裏には経絡の流れを促す「反射区」が集まっているので、「11円スリッパ」は足裏からも直接的に経絡の流れに働きかけます。水虫は肝臓の働きの低下で症状が悪化するので、肝臓(左足は心臓)の反射区に硬貨を貼って足裏を刺激し、経絡の流れをよりスムーズに。
11円スリッパの作り方
つま先のあいたスリッパ
1円玉16枚
10円玉16枚
ハサミ
両面テープ(15㎜幅)
足裏が当たる面に、上の写真のように両面テープを貼ります。つま先部分は「ハ」の字に、かかと部分は十字に貼り、土踏まずの両わきはスリッパの縁に沿って。
両面テープの裏紙をはがし、上の写真のように、左足側に1円硬貨、右足側に10円硬貨を貼ります。全ての裏紙をはがしてから一気に硬貨を貼るのではなく、少しずつ「はがす→貼る」を繰り返すのがおすすめ。
●硬貨の汚れが気になる場合
アルミ製の1円硬貨は、歯磨き粉や消しゴムで汚れを落とします。
銅製の10円硬貨は、お酢に1〜2時間ほど浸けるときれいに。
スリッパを履いたその瞬間から11円スリッパ生活がスタート!
水虫にお悩みの人は、ぜひ試してみて!
撮影/福島章公 イラスト/サトウヨーコ
(からだにいいこと2019年10月号より)
[ 監修者 ]