更年期こそ、自分を開放して!現実逃避の「自分時間」でラクに
イライラ、ホットフラッシュ、貧血…次から次へと降りかかる更年期症状の数々。人生最大の難関に挑むためには、ココロの赴くままに自分を解放することのよう。からだにいいこと読者の解消法を紹介します。
医師に相談? セルフケアでOK? 更年期症状チェック
まずは自分の更年期症状のチェックを。今の自分の状態を知って、更年期との向き合いかたの参考にしましょう。生活習慣の見直しが、更年期症状をラクにするきっかけになることもありますよ。
□早寝早起きしている
□大抵のことは「ま、いっか」と思える
□外食より自宅で手料理が多い
□自分磨きは大切だ
□週に一度は運動して汗をかく
□1日1回以上、大いに笑う
□つらいことを相談できる人がいる
□太陽の下で遊ぶのが好きだ
□楽しめる趣味がある
□理想の先輩、お姉さまがいる
結果診断!チェックした合計数が…
【0~3つ】医師に相談して!
自分だけで我慢してもよくなりません。更年期の専門家に相談を。【0~3つ】医師に相談して!
【4~7つ】生活を見直して!
セルフケアで上手に乗り切れる可能性もあり。
【8つ以上】今の生活を続けて!
更年期を楽しんじゃいましょう。体の変化を愛おしく感じて。
人生最大の難関は “カラダとココロに正直” が一番!?
ここからは、からだにいいこと読者が実践している更年期症状対策をご紹介。
「狂ったような怒りは夫にぶつけて解消!」(Y.Mさん 55歳)
急にこみ上げてくる、狂ったような怒り。そんな止められない怒りの矛先は夫に。今までの不満を思いっきり吐き出したことで、長年我慢していた不満を夫が理解してくれる、良いきっかけになりました。
「いいこと日記を書いて気持ちを上げる!!」(O.Yさん 50歳)
どうしようもなく落ちた気持ちを上げてくれたのが、お気に入りのノート。ちょっとした“いいこと”を、誰にも会わない場所で一人ノートに綴ることで、前向きになれ、気持ちを上げることができました。
「顔の火照りはジムで解消」(H.Kさん 56歳)
とにかく顔の火照りがひどく、時々顔の中に火の玉が入っているような感覚に。さらに人より暑がりで、滝のような汗が……。そんな体温調節がうまく行かないときこそ、ジムに行ってしっかり汗をかいています。
「だるさ、貧血、不正出血にうつ…サウナ通いとアニメで現実逃避」(T.Mさん 50歳)
不正出血、だるさや微熱、貧血に疲労感、さらにうつ状態が続く日も。そんな時は、近所の格安入浴施設のサウナで汗を流し、大好きなアニメや小説の世界に没頭。現実逃避と、義母から距離を置くのが一番の解消法!
「ホットフラッシュは隠さず言葉にする」(T.Fさん 51歳)
仕事中に急に吹き出す汗。無理して隠さずオープンに「キタキター」と言って、タオルで顔をバタバタしています。自分は若くないのだと自覚することで、今までより自分の体を大切にするようになりました。
「沈みがちな気持ちは『月イチ旅』で気分転換」(O.Aさん 57歳)
悩みもないのに、とにかく気持ちが沈みがち。そこで実行したのが『月イチ旅』。目標を持つと、計画を立てたりと楽しみが増えるので、気分も紛らわせます。引きこもるより、思い切って外に出た方が気分転換になっていいのかも。更年期症状対策は、自分のカラダとココロに正直になることが一番!ですね。
イラスト/小迎裕美子
(からだにいいこと2018年11月号より)