「6秒耳ツボ押し」で、食欲を抑えてラクラク凹お腹に
おいしくてついつい食べちゃう、そんな食欲を抑えるには、たった6秒の耳ツボ押しでOK ! 運動なし、食事制限なしでも、脂肪を燃焼させてポッコリお腹解消 ! 耳のお腹凹ませツボ押しで、すっきりスマートになれますよ。
目次
食前に押すだけ!食べ過ぎを抑えて脂肪燃焼
「食欲を抑えるには、食事の10〜15分前に綿棒で耳ツボを押すだけでOK。今までの5〜7割ほどの食事量で、十分、満腹感を得られるようになりますよ」と話すのは、看護師・鍼灸師の資格を持つ讃岐理華さん。
耳にはたくさんのツボがあり、中でも『肺』、『噴門』、『内分泌』、『神門』の4つがダイエットに効きます。加えて、消化器の働きを活発にする「胃」と「食道」のツボも代謝を上げて脂肪燃焼を促進する効果が。
あなたの“食べグセ”は?「やせツボ診断」
“食べすぎさん”のタイプは人それぞれ。「いつもの食べグセを思い返して、自分の食べ過ぎの原因に合ったツボを押す」のがよりヤセやすく、効果的なのだそうです。
自分に近いタイプを選び、「おすすめのやせツボ」を押してください。
【タイプA】イライラすると、つい甘いものを食べてしまう。
仕事や家庭、人間関係のストレスが常にたまっていて、イライラすると甘いものやスナック菓子をどか食いしてしまう。
→ 神門(しんもん)を押す
【タイプB】昔から大食い。満腹になるまで食べたい!
“満腹感”が何よりの幸せ。腹八分目でやめられず、家族が食事を残すと「もったいない」とつい食べてしまう。
→ 肺(はい)を押す
【タイプC】少食なのに、なぜか食べた分だけお肉に!
そんなに食べていないのに、歳とともにぜい肉が増えて落ちない。とはいえ、これ以上食べる量を減らすのはキツイ。
→ 噴門、胃、食道を押す
【タイプD】 生理前は食欲倍増! 月一度はドンと食べすぎに
生理前など、ホルモンバランスが乱れると食欲が止まらなくなり、月に一度は暴飲暴食。
→ 内分泌(ないぶんぴつ)を押す
耳ツボ押しのやり方
押し方の基本
押した時に「あっ、痛い」と感じる場所がツボ。綿棒をツボに垂直にあて、グッと押す。1つのツボを6秒間、両耳を左右押すのが基本。
押すべきヤセツボはココ!
耳の形は人さまざまなので、鏡でしっかり確認しながら押すのがおすすめです。
1.【神門】ストレス食いをストップ
耳の上部にあるY字形の軟骨のくぼみの間にあるツボ。ストレスを和らげ、リラックスさせる。過食の原因にもなるイライラを抑えるとともに空腹感も軽減。
2.【食道】代謝を上げる
中央の軟骨の根元下側にあるツボ。消化器全体の働きを活発にすることで代謝がアップ。代謝が高まると脂肪燃焼力が高まり、内蔵脂肪から落ちていく。
3.【噴門】消化力を高める
軟骨の中ほどの下側にあり、消化管の “入り口” につながるツボ。ここを刺激すると消化・吸収力が高まり、必要な栄養素をきちんと吸収。残りはスムーズに排出できる。
4.【胃】空腹を感じにくくする
軟骨の先端部分の下側にあり、胃の働きを正常にして、消化力を上げるツボ。空腹の不快感を感じにくくする働きもある。
5.【肺】食欲をコントロール
耳の穴のすぐ横にあるツボで、食欲をコントロールする。食欲中枢がある脳の視床下部につながるとされ、押すことで余分な食欲が抑えられる。
6.【内分泌】生理前のドカ食いを防止
耳の穴の下部にあり、女性ホルモンの働きを整えるツボ。ホルモンバランスの乱れが原因の過食を抑える効果がある。生理前や生理中に食欲が抑えられない人におすすめ。綿棒1本でできちゃう、ラクラクダイエット。もう空腹をがまんしなくていいんです!
撮影/神尾典行 モデル/清家祥子
イラスト/江口ともこ
(からだにいいこと2019年6月号より)