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「真ちゃんのすぐ楽キッチン」特別編!傑作レシピを振り返る

月刊『からだにいいこと』で7年間に渡って連載してきた「すぐ楽キッチン」。10月号では、料理研究家 寺田真二郎さんと一緒にこれまでの思い出を振り返りました。誌面に登場したレシピを、くわしくご紹介します!

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夏バテ中でも元気が出る「魔法のランチプレート」

寺田真二郎 レシピ

2013年、最初に始まった連載のタイトルは『魔法のランチプレート』。

当時は「男子ごはん」「がっつりメシ」などの料理が流行っていたのですが、『からだにいいこと』としてはやはり、ヘルシーなレシピを紹介したいもの。そこで白羽の矢が立ったのが、当時から40代女性に人気のあった寺田真二郎さんでした。

初回で紹介したランチプレートは、フライパン一つで手軽かつ豪華に仕上がるレシピ! 夏冷え&夏バテ中でも元気が出るメニューです。

ニラ玉あんかけオムライス

血行をよくするニラがたっぷり!

【材料】(1人分:517kcal)
ごはん(温かいもの)…150g
A|味付きザーサイ(粗みじん切り)…15g
 |白いりごま…小さじ1
B|水…100ml
 |しょうゆ、鶏ガラスープの素…各小さじ1/2
 |砂糖…小さじ1/4
ニラ(1.5cm長さに切る)…2本
卵…2個
水溶き片栗粉(片栗粉、水…各小さじ1)
塩、粗挽き黒こしょう…各少々
サラダ油…小さじ2

【作り方】
(1)ボウルにごはん、Aを混ぜ合わせ、器に盛る。
(2)卵を溶き、塩、こしょう各少々(分量外)をする。
(3)フライパンに油を入れて熱し、ニラをサッと炒めたら(2)を流し入れ、大きくかき混ぜて半熟のスクランブルエッグを作り、(1)にのせる。
(4)(3)のフライパンをキッチンペーパーでふいてBを加え、火にかける。沸騰してきたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、塩、こしょうで味をととのえ(3)にかける。

もずくサンラータン

ラー油でポカポカ! 夏冷えを解消できます。

【材料】(1人分:49kcal)
味付きもずく酢(あれば黒酢タイプ・常温にする)…1パック
A|鶏ガラスープの素…小さじ1/2
 |しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
 |塩、粗挽き黒こしょう…各少々
 |ラー油、細ねぎ(小口切り)…各適量

【作り方】
(1)器にもずく酢、Aを入れて熱湯150ml(分量外)を注ぐ。

旬の食材を使ったレシピを紹介

連載開始から半年後の2014年4月、寺田さんの連載は『旬食Cafe』と名前を変えて“新装開店”。メインのおかず、副菜2品、主食(麺またはごはん)、デザートと様々なレシピをお届けしてきました。

中でも寺田さんのイチオシは、リニューアルしてすぐ紹介したフルーツサンド。おいしそうな断面が印象的なデザートです!
4月号(2月発売)のレシピだったので、冬が旬のデコポンを使っています。

デコポン小豆クリームサンド

ビタミンCたっぷりのデコポンは、風邪予防にも

寺田真二郎 レシピ

【材料】(2人分:270kcal)
デコポン(1cm幅の輪切り)…2枚
サンドイッチ用パン…4枚
つぶあん…大さじ3
クリームチーズ…大さじ3

【作り方】
(1)パンにクリームチーズ大さじ1と1/2を塗り、その上にデコポン1枚をのせ、さらにつぶあん大さじと1と1/2をのせる。
(2)もう1枚のパンではさみ、食べやすく切る。同様にもう1個作り、食べやすく切る。

彩り豊かな献立で、いつもの食卓を華やかに!

寺田真二郎 レシピ

本誌ではおなじみの連載『すぐ楽キッチン』が始まったのは、2016年。毎月、30分で手軽に作れてバランスも良いおかずを考えてもらいました。

この頃は、寺田さんのお母さまがアシスタントとして愛知県から上京。からだにいいことファンだというお母さまは、一緒に撮影できることをとても喜んでくれたそうです。

4年分の献立の中から寺田さんがセレクトしたのは、フルーツをたっぷり使ったレシピ。気分をリフレッシュしたいときにもおすすめですよ!

ポークステーキ ~生姜りんごソース~

りんごの風味が口いっぱいに広がる

寺田真二郎 レシピ

【材料】(2人分:450kcal)
豚肩ロース肉(厚切り)…2枚
塩、黒こしょう…各少々
玉ねぎ…1/8個
りんご…1/4個
サラダ油…小さじ2
バター…10g
A|酒…大さじ2
 |しょうゆ、みりん…各大さじ1と1/2
 |玉ねぎ(すりおろし)、りんご(すりおろし)…各大さじ1と1/2
 |にんにく(すりおろし)、片栗粉…各小さじ1/3

【作り方】
(1)玉ねぎを薄切りにする。りんごは1cm角に切る。
(2)豚肉の筋に切り込みを入れ、塩、黒こしょうをふる。
(3)フライパンにサラダ油を入れ、豚肉をおいてから弱めの中火にかけ、蓋をする。こんがりとしたら裏返し、蓋をせずもう片面をこんがりと焼き、器に盛る。
(4)(3)のフライパンにバター、(1)を入れ、弱火で炒める。玉ねぎがしんなりとしたら、合わせたAを加え、強火で煮詰める。とろみがついたら豚肉にかける。クレソン(あれば)を添える。

春菊と金柑のサラダ

皮ごと食べられる時短食材を使ったサラダ

寺田真二郎 レシピ

【材料】(2人分:99kcal)
春菊…1/4束(50g)
水菜…1/8束(50g)
金柑…3個
ミニトマト…2個
ミックスナッツ(あれば)…適量
ごま油…小さじ2
鶏ガラスープの素…小さじ1/4
塩、黒こしょう…各少々

【作り方】
(1)春菊の茎から葉をちぎる。水菜は、5cm幅に切る。春菊と水菜は合わせて氷水に入れ、5分以上つける。
(2)金柑とミニトマトは、輪切りにする。金柑の種は除く。
(3)水気をしっかりときった(1)をボウルに入れ、ごま油を加えて和える。鶏ガラスープの素、塩、黒こしょうで味付けをし、器に盛る。(2)と砕いたミックスナッツをトッピングする。

いちごのプチタルト

シリコンカップを2個使えば、タルト生地の成形も簡単

寺田真二郎 レシピ

【材料】(2人分:101kcal)
餃子の皮…4枚
いちご…2~3個
焼きプリン(市販)…大さじ4
溶かしバター…5g
グラニュー糖…小さじ1
チャービル(あれば)…適量

【作り方】
(1)餃子の皮にフォークで数カ所穴をあける。いちごの半分は刻み、半分は5mm幅にスライスする。
(2)シリコンカップ(直径約6cm)を逆さにして、餃子の皮をのせ、もう1個のシリコンカップではさむ。電子レンジ(600W)に2個入れ、30秒加熱し、取り出す。もう1回繰り返し、4個作る。
(3)(2)の内側に溶かしバターを刷毛で塗り、グラニュー糖をふる。アルミホイルにのせ、トースター(800W)で焼き色がつくまで焼き、粗熱をとる。
(4)タルト1個につきプリン大さじ1をのせ、いちごとチャービル(あれば)をトッピングする。

寺田さん一押し! 柿のジューシー肉巻き

7年間のレシピは「どれも自信作ばかり」と言い切る寺田さんですが、中でも“傑作”として挙げてくれたのが柿を使ったレシピ。こちらも秋の掲載号だったため、柿を使いました。

『からだにいいこと』にぴったりの、ヘルシーでおいしいおかずです。

柿のジューシー肉巻き

熟していない硬めの柿でもOK

寺田真二郎 レシピ

【材料】(2人分:290kcal)
柿…1個
しめじ…1/2袋
豚もも薄切り肉…8枚
塩、黒こしょう…各少々
サラダ油…大さじ1/2
片栗粉、パセリ(みじん切り)…各適量
A|みりん…大さじ2
 |しょうゆ、酢…各大さじ1
 |玉ねぎ(すりおろし)…大さじ1

【作り方】
(1)柿の皮をむき、8等分に切る。しめじは石づきを除いてほぐす。
(2)ラップの上に豚肉を並べ、塩、黒こしょうをふり、柿をのせて巻き、片栗粉を薄くまぶす。
(3)フライパンにサラダ油を入れ、弱火で熱し、(2)をのせ、蓋をする。
(4)時々、返しながらこんがりと焼けたら、Aとしめじを加えて火を強め、よく絡める。器に盛りパセリをちらす。

夏にぴったりのレシピを紹介! 最終回は本誌10月号で

数々の傑作レシピが生まれた、寺田さんの連載。

発売中の『からだにいいこと』10月号の最終回では、ここでは紹介していない、栄養満点の夏野菜を使った「トマトとゴーヤの卵炒め」「ズッキーニとパプリカのマヨパン焼き」「とうもろこしとみょうがの浅漬け」を掲載しています。

さらに振り返り企画では、ちょっと懐かしい寺田さんの写真も!

今月8/29(土)12時~は、10月号掲載レシピを寺田さんと一緒に作るインスタライブも開催予定。誌面もインスタグラムも、ぜひチェックしてくださいね。

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