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シルクさんの「昨日より今日が美しくなる」毎日
年齢と共に磨きがかかる、吉本の美容番長・シルクさん。実は38歳まで外見に無頓着だったといいます。外側・内側からのケアと徹底した自己管理で美のアップデートをはかるシルクさんの、美と健康の秘訣を紹介します。
目次
日々、美をアップデート
「38歳まで外見に無頓着でしたが、ニューヨークで顔面筋トレやサルサダンスに出会って美に目覚めました」とシルクさん。
さらにその後、ランニングで10キロもの減量に成功。ピラティスや筋膜リリース、呼吸法など体の外側ケアを習慣に加え、健康な食生活で内側からのケアも意識しているといいます。
そんなシルクさんが、若々しい姿をキープするために行っているのが次の習慣です。
表情筋を鍛える前に顔の筋膜ほぐし
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日頃から何種もの美顔筋トレを実践。顔の筋膜をスーパーボールでコロコロやさしくほぐしておくと、筋トレ効果がアップ。10年前から続けている趣味のトランペットも表情筋を使うので、顔の筋トレに効果バツグンです。

気になる顔のシワやたるみを改善しようと、表情筋を鍛えている人も多いのではないでしょうか。しかし「鍛えすぎるのはダメ」といった情報も。鍛えすぎによるデメリットと、正しい表情筋の鍛え方を解説します。
背中まで空気を入れるように意識する呼吸法
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背中にまで空気を入れることを意識した深い呼吸法が大事。背中に両手を当て、その手を吸う息で、内側から横や後ろに押すように肺の後ろを膨らませ、細く長く息を吐きます。体にたっぷり酸素を入れることで、全身の血流がアップ。
本格マシンを使い分けて自宅でトレーニング
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高級ブランドバッグを買わない分、ピラティスマシンにお金をかけるのがシルク流。スポーツジム顔負けの本格的ピラティスマシン4台を、アプローチしたい部位ごとに使い分けています。基本60分で全身24種類のエクサを行うのが日課。
こだわりの食生活で内側から美しい体に
野菜ソムリエプロやオリーブオイルソムリエの資格を持ち、自炊生活で徹底したインナーケアをしています。食の基本である油、水、お米にこだわり、野菜は長野県に畑を持って育てているとか。
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朝食は無農薬野菜や果物で手作りスムージーを飲むのが基本。
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こだわりの油は、血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸を豊富に含むインカインチオイルを愛用。
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薬膳スープを食べに3ヵ月に1度のペースで台湾に。お目当ては、高級食材を贅沢に使用し滋養強壮効果たっぷりの老舗「明福」の“ぶっとびスープ”。
舌筋や整体を刺激して発声 低い老け声を撃退!
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「ルルル」と連続で発声することで、加齢で音域が下がる声帯を刺激。肩の力を抜き、軽く口をあけ、舌先を丸めて息を吐きながら「ルルル」と発声し、舌を震わせます。「ルルル」で一曲歌ったり、高音の多い曲を裏声で歌うのも効果的。
わが子のようなワンちゃんの存在が心の癒しに
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美には心の安定も大切。愛犬ヨークシャーテリアのルチアちゃんは、丸い大きな瞳が印象的。愛くるしい顔を見るだけで心がやすらぎます。「美の習慣を積み重ねれば、自分史上最高の体になれますよ!」とシルクさんからのエール。まさに美は一日にして成らず…。頑張るポジティブパワーをいただいちゃいましょう。
撮影/内山功史
(からだにいいこと2018年8月号より)
[ 監修者 ]